このサイトでは「NURO光」の現役ユーザーである管理人が、下り最大2Gbpsの超高速インターネットを楽しめるSONYの個人向けインターネット接続サービス「NURO光」について利用者目線でお伝えしています。
このページを読むと、次のようなことがわかりますよ。
- ONU、モデム、ルーターの違いについて
- NURO光から貸し出されるONUの種類
- オススメのONU機種と交換方法
- 最新規格対応のソニー製ONU「NSD-G1000T」の詳細と入手方法
現在NURO光の無線ルーター(ONU)は7種類あり、機種によって最大通信速度が違うのをご存じですか?
この記事では、そんなNURO光の無線ルーターについて、詳しい種類や交換した方が良いケースを中心に解説していきます。
また、最新規格といわれているソニー製のONUについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なお「ONUの概要とかはいいから、SONY製ONU NSD-G1000Tについて知りたい」という方は、下のボタンをクリックしましょう!
SONY製の最新ONU「NSD-G1000T」についてチェックする
コンテンツ
NURO光のONUはルーター機能がついた一体型
NURO光と契約すると、無線ルーター機能付きのONUを無料で借りることができます。
本来であれば、光回線に接続するためには「ONU(光回線終端装置)」と「ルーター」それぞれを用意しなくてはいけません。
しかし、NURO光のONUは1台で両方の機能をカバーできる優れもの。
ルーターを別に用意しなくても良いので余分な費用もかからず、設置スペースもスッキリさせることが可能なんですよ。
そもそもONU・モデム・ルーターの違いとは?
そもそも、ONUやルーターの違いとはなんでしょう?
モデムとは違うの?
どれも似たようなイメージだけども、違いがよくわからない……という方もいるのではないでしょうか。
ここでは、それぞれの役割についてわかりやすく解説していきます。
ONUは光信号をデジタル信号に変換する装置
ONUの役割は「光信号をデジタル信号に変換する」ことです。
光回線を通ってきた光の信号を、パソコンやスマホなどの端末で見るための「デジタル信号」に変換してくれる「変換装置」というわけですね。
NURO光は光回線なので、このONUが貸し出されています。
モデムも変換装置だがアナログ信号専用
モデムもONUと同じ「変換装置」です。
しかし、モデムとONUでは変換できる信号が異なり、モデムは電話回線(ADSL)やケーブル回線(CATV)などの「アナログ信号をデジタル信号に変換する」装置になります。
ルーターは複数の端末をネット接続するための機器
ルーターは、ONUやモデムといった変換装置とは全く別の機器であり「複数の端末をインターネットに同時接続する」役割を持っています。
一般的なルーターには、無線LAN機能が搭載されており、有線接続するための接続口が複数ついています。
基本的にONUやモデムは、1台のパソコンしか有線接続できませんが、ルーターを使用することにより、パソコンやスマホといった複数の端末を同時にネット接続できるというわけです。
Wi-Fi10台、有線3台まで同時接続できる
NURO光で貸し出されるONUは「Wi-Fi10台、有線で3台」まで同時接続が可能です。
通常、同時接続数が多いと速度を遅く感じてしまいがちですが、NURO光は最速と呼ばれるほどの高速回線で、複数人、または複数台接続しても遅さを感じさせません。
二重ルーターは必要なし
二重ルーターとは「ルーターを2台以上接続している」状態のことをいいます。
NURO光は、公式でもこの二重ルーターの利用を避けるようアナウンスされています。
理由は、主に以下のふたつ。
- 速度が遅くなる恐れがある
- インターネットにつながらなくなる可能性がある
このことから、NURO光のONUの他に自前のルーターを同時に使用することは避けた方が良いでしょう。
中継機として使うならアリ
ただし、例外として2台目のルーターを「中継機」として使用すると、ネット接続がスムーズになる場合があります。
端末とONUが極端に離れている場所など、家庭内で電波が届きにくい環境であれば、ルーターを「中継機モード」にして、電波を遠くまで飛ばせるようになります。
Wi-Fi中継機については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
関連記事NURO光にメッシュWi-Fi中継機を導入して接続環境を改善
NURO光のONU一覧表
現在NURO光で用意されているONUは7種類。(2022年5月現在)
送られてくるONUはランダムで、希望の機種を選ぶことはできません。
しかし、どのONUも接続自体に問題はないものの、同等の性能というわけではなく、機種によっては通信速度に差が出てしまっているようです。
まずは、それぞれのONUについて、一覧で見ていきましょう。
機種名 | 下り最大通信速度 | 無線LAN規格 | 評価 |
NSD-G1000T | 4800Mbps (4.8Gbps) |
IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi6) |
◎ |
ZXHN F660P | |||
SGP200W | 1300Mbps (1.3Gbps) |
IEEE802.11 a/b/g/n/ac (Wi-Fi5) |
◯ |
FG4023B | |||
HG8045D | 450Mbps | IEEE802.11 a/b/g/n (Wi-Fi4) |
△ |
HG8045j | |||
ZXHN F660T |
Wi-Fi通信規格の詳細を下記の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。
関連記事NURO光のマンション利用はネット速度が遅い?検証と改善策
オススメONU
上記一覧表の中でもオススメのONUは、高速無線LAN規格である「11ax」と「11ac」に対応している以下の4種類。
機種名 | 無線LAN規格 |
NSD-G1000T | IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax |
ZXHN F660P | |
SGP200W | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
FG4023B |
残りの3種類は、最大速度が450Mbpsであり、NURO光の最大の特徴である「最大速度2Gbps」を十分に発揮できないということになります。
「11ax」規格のONUはめったに届かない
上記でオススメとして挙げた「11ax」規格の「NSD-G1000T」と「ZXHN F660P」ですが、これらのONUはめったに届かないようです。
そのことを考慮すると「11ac」規格である「SGP200W」と「FG4023B」の2機種が実質的なアタリONUといえるでしょう。
速度が出ない場合は無料で交換も可能
「11n」規格の3種類は、決して不良品というわけではありません。
これらの機種でも快適に使えていると感じているのであれば、そのまま継続利用しても大丈夫です。
しかし、思ったような速度が出ていないと感じるのであれば、交換をオススメします。
もちろん無料で交換が可能ですよ!
この場合、交換で届くONUは「11ac」対応機種からランダムで選ばれることが多いようです。
交換方法
下記のNURO光のサポートデスクに連絡して交換の申請をしましょう。
- 電話番号:0120-65-3810
- 受付時間:9:00~18:00
※日曜、1月1日、2日を除く
「速度が出なくて困っている」「不安定でつながりにくい」などと伝えてみてくださいね。
交換時の注意点
交換時の注意点としては、交換の受付は基本的に1回まで。
交換機種もランダムで選ばれるため、届いたものが自分の希望でなかったことを理由に再度交換はできません。
また、最初に届いたONUを忘れずに返送しましょう。
返還せずにいると、機器損害金として12,100円(税込)が請求されてしまいます。
結構前に契約したんだけど……という方は、開通日の確認をしてみてくださいね。
最新規格対応のソニー製ONU「NSD-G1000T」について
当サイト管理人が使用しているソニー製ONU「NSD-G1000T」
前項で「11ax」規格のONUは、めったに届くことがないと説明しました。
しかしNURO光では、ソニー製ONU「NSD-G1000T」を確実に手に入れられるオプションが用意されているんですよ。
ここでは「NSD-G1000T」の特徴や、オプションがどういったものなのかを解説します。
最大4.8Gbpsの高速通信とWi-Fi6に対応
「NSD-G1000T」は、最新規格のWi-Fi6とも呼ばれる「11ax」に対応しており、その最大速度は4.8Gbps。
Wi-Fi6に対応している端末(iPhone11など)を持っているのなら、ぜひ高速通信を試してみたいですよね。
また、製造メーカーもNURO光の親会社であるソニー製。
心理的にも安心の日本製品というわけですね。
オプションサービス「スマートライフ」で「NSD-G1000T」が必ず手に入る
参照:NURO光公式サイト
NURO光には「スマートライフ」という有料オプションサービスが用意されており、このオプションに加入すると「NSD-G1000T」が必ず届きます。
新規契約する方はもちろん、すでにNURO光を利用している方も「NSD-G1000T」との交換が可能になりますよ。
オプション月額料金は550円
「スマートライフ」の月額料金は550円。
それに加えて、初期費用5,500円が必要になります。
毎月プラス550円で、最新規格対応ONUによる速さを手に入れられるというわけですね。
オプション解約しても「NSD-G1000T」は継続利用できる
実は有料オプション「スマートライフ」は即解約しても「NSD-G1000T」は返却する必要がなく、そのまま利用を続けることが可能なんですよ。
これはNUROスマートライフの規約にも記載されていることで、実際にNUROサポートセンターにも直接確認済みなので、NURO契約後は即オプション解約して賢く最新ONUを使い続けましょう!
第3条(ONU の貸与及び拡張機能)
4.利用者が本サービスを解約した場合、弊社は利用者に対し ONU を対象サービスで指定される機器への交換は行わないものとします。
引用:「NURO スマートライフ」サービスご利用規約
即解約でかかる費用は【事務手数料5,500円】のみ
スマートライフのオプションには、最低利用期間のような縛りはなく、いつでも解約が可能です。
新規加入時に同時契約した場合は初月の月額料金550円がかからないので、初月のうちに解約すると事務手数料5,500円のみの出費で済みます。
NURO光最大の特徴である超高速インターネットを快適に利用し続けるための費用と考えれば5,500円は支払う価値アリだと思うので、ぜひ前向きにスマートライフの契約を検討してほしいと思います!
まとめ
このページでお伝えした重要ポイントを改めてまとめておきましょう!
- NURO光のONUはルーター一体型なのでルーターを用意しなくても良い
- NURO光から貸し出されるONUは選べないが交換が可能
- 送られたものが「11n」規格で遅く感じるなら交換を推奨
- 「11ax」規格の機種はめったに届かない
- ソニー製ONU「NSD-G1000T (11ax)」は有料オプションで確実に手に入る
ワンランク上のONUでストレスフリーなネット通信を楽しもう
NURO光のONUはルーターが一体型なので、自分でルーターを用意して難しい設定をする必要が特になく、すぐに使い始めることができるのが嬉しいですよね。
しかし、ONUの機種が選べないという点は、少し悩ましい問題でもあります。
もし、通信速度が遅いと感じたならサポートデスクに交換を申し込みましょう。
さらに最上位のONUであるソニー製「NSD-G1000T」を使ってみたい!というのであれば、ぜひオプションプランも視野に入れてみてくださいね。
このページに最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
ココに掲載してある情報があなたのインターネット接続サービス選びのお役に立てば、とっても嬉しく思います。
最近nuro申し込んで工事があったのですが、いきなりNSD-G1000Tが来ました。
(スマートライフオプションは申し込んでいないです。)
ラッキーなのかなんなのかよくわからず使ってます。
bob様
コメントありがとうございます。
スマートライフのオプション無しでNSD-G1000Tが届くのは、現状では最も高性能なONUなので紛れもなくラッキーだと思いますよ!
少なくともスマートライフの月額料金分はお得なので、羨ましい限りです。。。
貴重なお時間をコメント投稿に充てていただき、ありがとうございました!